01-027 委託者又は受託者が死んだとき

委託者又は受託者が死んだとき

受託者の死亡

受託者が個人の場合、受託者が死んでしまったら、その任務を遂行することができなくなってしまいます。しかし、受託者に相続が発生しても、受託者の地位は相続されません。もちろん、信託財産に係る相続税が課されることはありません。
受託者が死亡しても信託契約は終了しませんから、信託契約に従い、新しい受託者を選任しなければなりません。

受託者の相続人の義務

受託者が死亡し、受託者の任務が終了したことを受益者に通知するとともに、新しい受託者が選任されるまでの間だけ信託財産を管理しなければなりません。
委託者や受益者は、裁判所に申し立てをして、信託財産管理者を選任してもらい、一時的に信託財産を預けます。その後、速やかに新しい受託者を選任するのです。ただし、受託者が不在になったまま1年間が経過すると信託は終了してしまいます。

委託者の死亡

これに対して、委託者が死亡した場合、委託者の地位は相続人に移転します。それゆえ、遺言代用信託のように委託者の地位の移転が必要ない場合には、委託者のちいが相続されずに消滅される旨を信託契約に定めて置く必要があります。
委託者又は受託者の死亡時

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