01-030 生命保険の信託

生命保険の信託

死亡保険金を信託銀行へ

生命保険信託とは、生命保険の死亡保険金を受け取る権利を信託することをいいます。例えば、親が契約者かつ被保険者となっている保険契約の死亡保険金が信託銀行に支払われるようにします。子供は受益者として、相続発生後、信託銀行から現金を受け取るという仕組みです。これによって、子供が多額の現金を一括して受け取り、それを浪費することを防ぐことができます。
しかし、平成26年12月現在、死亡保険金を信託できる商品は、三井住友信託銀行を受託者とすることができるプルデンシャル生命保険だけです。

生命保険信託の仕組み

生命保険信託は、以下の順序で機能させます。
① 信託契約を締結する前の段階で、保険契約の受取人=契約者とする保険契約に加入します。
② 「死亡保険金請求権」を信託財産として、受取人=契約者を「委託者」、信託銀行を「受託者」、親族(子供など)を「受益者」とする信託契約を締結します。この際、死亡保険金請求権の時価はゼロですので、贈与税はゼロ円と計算されます。
③ 保険会社に対して受取人を信託銀行に変更する手続を取ります。
④ 相続が発生しますと、信託銀行が保険会社に対して死亡保険金の支払請求を行い、保険金を受領します。
⑤⑥ 信託銀行は受け取った現金を管理、運用します。
⑦⑧ 受益者である親族又は指図権者・同意者からの指図に従い、信託財産である現金を交付します。
生命保険の信託

PAGE TOP