02-004 一般社団法人と一般財団法人の違い

【1】 一般社団法人と一般財団法人の法人格

社団法人とは、人の集まりのことをいいます。すなわち、社員の集まりに法人格が与えられたもの。基本的には運営費を構成員が負担して活動することが想定されています。
これに対して、財団法人とは、モノの集まりのことをいいます。すなわち、財産に法人格が与えられた団体です。つまり、モノが法人となっているため、それを誰かが経営するという概念はなく、設立者が当初定めた目的事業を営むだけということになります。役員は事務管理者に過ぎません。
そして、一般財団法人は純資産額が2年間続けて300万円未満となった場合、解散します。つまり、モノが存在しなくなったときに法人は消えてしまうことになるのです。

【2】 一般社団法人と一般財団法人の機関

一般社団法人の機関は、最高意思決定機関である社員総会と理事です。意思決定機関では、法人の事業目的を社員総会の特別決議でいつでも変更することが可能です。
社員は設立時においては2人以上が必要で、理事は1人以上必要とされています。また、理事会や監事、会計監査人を設置することもできます。
これに対して、一般財団法人の機関は、最高意思決定機関である評議員会と理事及び監事です。意思決定機関と言っても、一般社団法人のように自由に意思決定できるわけでなく、設立者が決めた目的に沿った具体案を決めるにすぎません。
評議員会は3人以上の評議員から構成され、理事は3人以上必要とされます。したがって、監事を加えますと、最低7人が設立に参加しなければなりません。

一般社団法人と一般財団法人の違い

PAGE TOP