02-009 一般社団法人・財団法人の資金調達

【1】 寄付による資金調達

一般社団法人は資本金が無いため、出資による資金の払込みを受けることができません。それゆえ、資金調達は、法人へ寄付、法人への基金、借入金の3つの方法によることとなります。
普通法人である一般社団法人が財産の寄付(贈与)を受けた場合、受贈益として益金算入されます。この法人税に加えて、法人を個人とみなして贈与税(又は相続税)が課される場合があります。

【2】 基金による資金調達

一般社団法人には、「基金」という劣後債務の制度があります。これは返済期限を定める必要のない債務であり、定款に規定を設けることによって調達することが可能となります。基金には通常の借入金と異なり、利息を支払う必要はありません。
基金は、貸借対照表上、負債の部ではなく「純資産の部」に表示されることとされています。それゆえ、資本金であるかのように誤解されるケースがよくありますが、法的な債務です。基金を返済する際、代替基金(積立金)を計上しなければならないことが足枷となります。
基金の拠出者に相続が発生した場合、それは金銭債権として元本相当額が相続財産に含められます。

【3】 借入金による資金調達

これは一般社団法人が外部から資金を借り入れる方法であり、最も一般的な資金調達の方法となります。金銭消費貸借契約を締結することにより、通常の債権・債務が発生します。

財団法人の資金調達

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